ここでつながる、ここからはじまる
認定NPO法人まちづくりスポット
10:00~18:00(火曜定休)

ご挨拶

両代表挨拶

代表理事/森内 潤一

まちスポ“全国で7ヶ所/20万人の利用者”突破

 まちスポ飛騨高山で、2013年3月NPO法人開設以来5年、ついに利用者が5万人を超えました。先ずは、地域の皆様に御礼申し上げます。そして、2018年3月には念願の【認定】の称号も頂く事ができ、尚且つ、7月には【国土交通大臣表彰審査委員長賞】までも受賞させて頂く事が出来ました。理事はじめ全職員共々大いに喜ばしく、また、気の引き締まる思いでございます。

 インターネット社会がどんなに広がっても、『ここでつながる、ここからはじまる』をモットーに私達は常に地域の皆様と共に地域満足を高めて行く、その為に無くてはならない存在になることで親和性や愛着が生まれ、地域コミュニティー形成の一翼を担う事で地域と共に歩み続ける事が出来る様努力して参ります。住民同士が交流し、学び、環境を作り、起業の創造の場づくり等を実現していくお手伝いをさせて頂きたいと考えております。高山から始まったまちスポも全国に7ヶ所となり、今後もその数を増やし支援してまいります。皆様のご協力、よろしくお願い申し上げます。

2018年7月17日

代表理事/竹内 ゆみ子

今一度NPOを考える

世の中が短い文章で語られることが多くなりました。SNSの普及により、ますます単純明快な主張が幅を利かせ、簡単に二者択一で判断したい人が増えているといいます。好きか嫌いかの二分法で判断するのです。しかし現実には性別すら単純に「男」と「女」で分けられるものではなく、意見の違いを敵と味方に単純に分けてしまうと本質を見失う。という記事を目にしました。

 NPOはこの単純な二分法への挑戦です。営利(企業)と非営利(行政)の社会に第三の行動をする組織として生まれました。しかし、このカテゴリーは非常に運営が難しく、今や限りなく利益最優先をするか、利益を度外視した活動をするかの二つに分かれ始めています。そのほうがわかりやすいからです。

 そんな今だからこそNPOの原点である社会の課題に目を向け、弱者に寄り添う姿勢が求められます。活動に共感する人を増やし、多くの市民に支持される必要があります。企業にできないことは何か?行政にできないことは何か?その間に立つ組織だからこそできることを考えていく、NPOとしての存在が問われているのです。

2018年7月17日