ワーキングホリデーin飛騨高山

「少しでも人手不足を解消したい」という農家さんからの相談がきっかけで2015年から始まった本事業ですが、学年も学科も参加動機も様々な大学生と交流するうちに、いつからか、受入農家さんから「力を貸してくれる学生のために何ができるか」「飛騨高山にまた遊びにきてもらうにはどうしたらいいか」という話題が挙がるようになりました。
参加した大学生にたくさんの学びと思い出を持ち帰って欲しいと毎年、農家さんが一生懸命受け入れ準備をしており、まちスポでは受付業務を担当しています。

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目次

 

ワーキングホリデーin飛騨高山とは

ワーキングホリデーin飛騨高山とは、高山市丹生川町のトマト農家で行われる大学生向け農業体験プログラムです。

丹生川町は、JR高山駅からバスで20分、3,000m級の山脈が連なる北アルプスの麓、標高600~800mに位置する農村地域です。北アルプスからの雪解け水、盆地特融の寒暖差の激しい気候によっておいしい高冷地野菜が栽培。トマトやほうれん草は全国でトップクラスの生産量で、その多くは大阪や東京など都市部に出荷されています。

ワーキングホリデーin飛騨高山では、大玉トマトの桃太郎をはじめ、中玉トマトのフルティカ、その他様々な種類のミニトマトの収穫作業や、長期でトマトを収穫するための葉かき、ホルモン剤散布、出荷作業などの作業を手伝います。

農業体験参加者を募りたい農家が集まり「高山市受入れ農家組合」を結成。人手不足の解消だけでなく、大学生が安心して最高の経験が積めるよう、当団体と高山市も協力して企画・運営を行っています。

 

滞在の様子をのぞき見!

2015年~2024年で300名の学生が参加!
新型コロナウイルス感染症の影響で2021年度・2020年度は受け入れをやむなく中止。ようやっと再開できた2022年度は感染症対策のために受け入れ人数を大幅に絞って開催しましたが、全国各地10大学の学生21名が参加してくれました。
農学部だけでなく、文学部や経済学部など様々な学科に所属する大学生から応募があります。長いようで短いインターンシップの滞在期間中に参加した学生は、圃場体験だけでなく、経営のことや出荷のことなどリアルな現状を農家さんに聞いたり、地域の人との交流を楽しんでいます。
また大学によってはインターシップに参加することで単位が取れるというのも魅力の一つです。

滞在期間中のスケジュール

【実習日程】(10日間参加の場合)※詳細お問い合わせください。
1日目:オリエンテーション
2日目~9日目:農業体験(うち 1 日は休み)
10日目:チェックアウト(朝 10:00 チェックアウトです。自由解散となります。)
・休日は、自由行動となります。
※宿泊施設の近くにコンビニエンスストア等のお店がありません。たくさん食べたい方、食べられるものがあるか心配な方は、高山駅周辺で購入してから丹生川町へ向かってください。

滞在期間の生活

高山市丹生川地区の民宿やゲストハウスにて宿泊となります。
参加のクールによって宿泊先が変わりますが宿泊施設から体験圃場の移動は受入れ農家にて送迎しますのでご安心ください。
各クールの期間
第1クール 7月24日~8月2日(募集人数:8名程度)
第2クール 8月2日~8月11日(募集人数:8名程度)
第3クール 8月11日~8月20日(募集人数:8名程度)
第4クール 8月20日~8月29日(募集人数:8名程度)
第5クール 8月29日~9月7日(募集人数:6名程度)
第6クール 9月7日~9月16日(募集人数:4名程度)
第7クール 9月16日~9月25日(募集人数:4名程度)
★どうしても日程が合わない場合は、フォームより希望日程をお知らせください。

 

参加者の声

参加した大学生に参加の感想をアンケートできいてみました。

参加してみてどうでしたか?

農家さんの実情や考え、出荷場の様子など、実際に行ったり話したりしないとわからないことがわかった。また、他大学の人と交流できてうれしかった。

収穫や管理作業がたくさんできて楽しかったです。作業中に一緒になった方々にもたくさんお話を聞くことができていろいろな刺激をもらうことができました。

トマトを扱うのは初めてだったが、サイズの違うトマトの収穫や、ヘタ取り、芽かきなど様々な作業を体験させていただけて良かった。参加前は10日間がちょうど良いと思ったが、日程が終わってみるともう少し作業したかったと感じた。

良かったと思うのはいろいろな体験をさせてもらえたこと。自然の中で働けたこと。トマトのことについて教えて頂けたこと。働く方々とたくさんお話させてもらえたことです。

 

農家さんからのメッセージ

参加した大学生のアンケートには、作業内容についてだけでなく、受け入れ農家組合の方々へのメッセージもたくさん寄せられています。
発起人で会長の若林さんは未来をこう思い描いています。

飛騨高山受入れ農家組合
初代会長 若林定夫氏

はじめは、「夏場の繁忙期の人手不足を解消したい」という思いだけで受入れを始めました。しかし、学生が一生懸命作業する姿に農家自身が元気をもらい、今では学生たちが少しでもこの地域のことを知り好きになり、いずれ恋人や家族を連れて遊びに来てくれるような場になってほしい、農業について現場で学べることを提供したいという気持ちに変わり毎年受入れを行ない、8年目になりました。もちろん今では、学生たちの力を頼りにしているので、彼らの力なくしては夏場の繁忙期は乗り切れません。けれど、受入れ農家組合に加入する農家には、ただの労働力ではなくこの気持ちを理解してくれる人にのみ加入してもらっています。短い期間ではありますが、存分に学び充実した体験にしてください。

 

募集内容・申込み

開催日
期間:7月24日(水)~9月25日(水)の間
 ※日程内で、全7クール募集
各クールの期間
第1クール 7月24日~8月2日(募集人数:8名程度)
第2クール 8月2日~8月11日(募集人数:8名程度)
第3クール 8月11日~8月20日(募集人数:8名程度)
第4クール 8月20日~8月29日(募集人数:8名程度)
第5クール 8月29日~9月7日(募集人数:6名程度)
第6クール 9月7日~9月16日(募集人数:4名程度)
第7クール 9月16日~9月25日(募集人数:4名程度)
★どうしても日程が合わない場合は、フォームより希望日程をお知らせください。

参加時の服装

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宿泊施設

2025年度はゲストハウスSUNNY SIDDEに滞在
https://www.instagram.com/guesthouse_sunnysidde/

嬉しい特典

☆活動支援金5,000円支給!
☆食事手当7,000円支給!
 農業体験1日あたり1,000円支給します
☆交通費手当最大15,000円支給!
 実費精算のため領収書を必ずご提出ください
☆ゲストハウスで、みんなで楽しく共同生活!みんなで自炊!
☆期間中1回、夕食のお供に農家から飛騨牛をプレゼント!

\さらに!繁忙期体験者特典!/
活動最終日は飛騨高山の名所 古い町並み 近くにある「HOTEL WOOD TAKAYAMA」に1泊!
(繁忙期は第3・第4クール)
\さらに!さらに!リピーター特典!/
過去に参加いただいた学生さんも2回、3回参加いただいています。
飛騨高山に足繁く通ってくれる皆さまに感謝を込めて、受け入れ農家組合よりプレゼントを用意!

≪大切なお願い≫

申込前に必ずご確認ください。
【申込について】
申込期日は「希望日程初日の2週間前まで」となります。
締切後に参加申込を希望される場合はお電話にて問い合わせ下さい。
①ご希望のクールを確認し、2次元コードのフォームよりお申込みください。
②申込完了後、事務局より受付完了メールが配信されます。
③後日、封書にて宿泊先などの詳細をご案内します。誓約書等、提出の必要な書類がございますので必ずご確認下さい。

【キャンセルについて】
万が一キャンセルをされる場合は、体験開始日の一週間前までにご連絡ください。
1週間を切ってのキャンセルは、キャンセル料(実費)をいただく場合がございます。

【受入期間の延長・短縮について】
・受入期間について、単位などの都合で期間の変更をご希望の場合は申込フォームにその旨をご記入ください。受け入れ農家組合で検討し、ご連絡させていただきます。
・受入期間を短縮する場合、活動支援金・食事手当を減額または、交付なしとさせていただく場合があります。

【受入先農家について】
・受入先を指定することはできません。
・お友達同士でのお申し込みの場合、受入先は別々に振り分けさせていただきます。

【宿泊施設について】
・宿泊先はゲストハウスを手配しています。3食自炊となります。
・宿泊先の都合上、大部屋になります。原則、男女別、初見の方と同室となる可能性もございます。
・宿泊施設は当企画参加者以外の一般の人も利用します。節度ある行動をお願いします。
・やむを得ず、宿泊先が変更になる場合があります。変更が確定次第メールにてお知らせさせていただきます。

本事業に関するお問合せ
高山市役所農務課担当 川田TEL0577-35-3141
認定NPO法人まちづくりスポットTEL0577-62-8550

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